書店で英語絵本を実際に見て購入するのとは違い,ネットで購入する場合はその大きさや重さ,質感などがわからず,届いてみたら「思っていたものと違う!!」なんてことありませんか?
そもそもどういった種類のものが販売されており,それらの違いなどをご存じない方も多いのではないでしょうか?
絵本には日本語の絵本でよくある種類の「ハードカバー」,頑丈な厚紙でできている「ボードブック」,薄手の紙でできている「ペーパーバック」と大きく3種類に分けられます.
他にも出産祝いやあかちゃんへのプレゼントとして人気な布絵本やフリップフラップ絵本などもありますが,このコラムでは,上記の3種類についてそのメリット・デメリットを紹介したいと思います.
絵本の種類|ペーパーバック・ハードカバー・ボードブック
ペーパーバック
表紙・本文ともに薄手の紙に印刷して製本されていますので,お気に入りのシリーズをそろえても一般的な本棚の幅に十分収まります.軽くて持ち運びに便利ですし,ハードカバーの本よりも安く購入できます (あまり変わらないものも多いですが・・・).また,ハードカバーの本よりもサイズが大きいものが多く,読みやすいのも特徴です.有名なタイトルでは読み聞かせ用として大型サイズが出版されているものもあります. 一方で,扱い方によっては折れ曲がったり破けたりしやすいというデメリットもありますが,薄手の紙といってもそれなりの厚さの光沢紙に印刷されておりますので,普通に読んでいる分には問題ありません.
- ハードカバーよりも安いものが多い
- 軽くて持ち運びやす
- 破れてしまうことがある
- 折れ曲がりやすい
Merit:
Demerit:
お子さんやお孫さんへ
本を破いたりしないようになってからがおすすめです.読み聞かせにもおすすめです.
英語を学習中の方へ
とりあえず面白そう,と思ったらまずはペーパーバックで購入されてみてはいかがでしょうか?

ハードカバー
多くの日本の絵本がこのタイプです.表裏外側に固いカバーの表紙があり,本文は薄手の紙に印刷して製本されています.とても高級感があり,好きなシリーズをハードカバーでそろえてみるのもいいかもしれません.すこしお値段も高めですが,愛着をもって持ち続けられ,並べてみると本棚も映えますよ.一方で,本文は薄手の紙ですので,ペーパーバックと同様に扱い方によっては破けたりしやすいですが,表紙は通常曲りませんので,本棚でクシャクシャになっているなんてことはないでしょう.
- 高級感がある (プレゼント用としてもおすすめ)
- カバーがついていて丈夫
- 本文は破れてしまうことがある
- すこし値段が高め
Merit:
Demerit:
お子さんやお孫さんへ
本を破いたりしないようになってからがおすすめです.特にプレゼントに最適です.
英語を学習中の方へ
お気に入りのシリーズをそろえてみてください.

ボードブック
表紙・本文すべて厚紙に印刷されて製本されています.サイズは小さめで丈夫ですので,小さなお子様でもページがめくりやすく,あかちゃんや本を読み始めた (に興味を持ち始めた) ばかりのお子様におすすめです.お値段もお手頃ですし,まず壊れないと思います.サイズの小さいものは大丈夫ですが,大きくなると持ち運びには少し重いかと思います.
- 小さなお子様でもページがめくりやすい
- とにかく頑丈
- すこし重い
- 小さいサイズの本が多い
Merit:
Demerit:
お子さんやお孫さんへ
あかちゃんや本を読み始めたばかり,又ははじめて本を手にされるお子様・お孫様にプレゼントされてはいかがでしょうか?
英語を学習中の方へ
ペーパーバックやハードカバーをおすすめ致します.
